【浦和区✖️ベーカリー】四季が香る贅沢な自家製酵母パン専門店

目次

パンの概念が変わる!酵母の香りに包まれる至福のベーカリーへ

こんにちは!さいたま市近郊の美味しいパン屋さんを日々巡って、その溢れる魅力をブログで発信している「さいたまパン好き〜あぶぷあ〜」です。

皆さんは、パンの命とも言える「酵母(こうぼ)」そのものの豊かな香りを意識したことはありますか?

私たちが普段何気なく口にしているパンですが、その発酵の源となる酵母に極限までこだわり、自然の恵みをそのまま生地に閉じ込めている素晴らしい名店がさいたま市に存在するのです。今回は、私がずっと訪れたかった、さいたま市浦和区にある知る人ぞ知る自家製酵母パンの専門店をご紹介します!

週に2日、木曜日と土曜日だけオープンし、開店と同時に瞬く間に売り切れてしまうという、まさに埼玉のパン好きにとっては憧れの聖地のような場所。お庭や畑で大切に育てられた植物、お花、果物から命を吹き込まれたパンたちは、一口かじるだけでこれまでのパンの概念が覆るほどの衝撃と深い感動を味あわせてくれます。

初夏を告げる心地よい陽気の中、実際に店舗へ伺って素晴らしいパンたちをたくさん買い込んしてきましたので、その唯一無二の魅力を余すことなく超ロングレビューでお届けします!

大自然の息吹を感じる浦和の静かな住宅街に佇む奇跡のパン工房

隠れ家のようなロケーションと心躍る周辺の街並み散策

今回訪れたのは、さいたま市浦和区大東にある、静かで穏やかな空気が流れる閑静な住宅街です。浦和区といえば、気品ある雰囲気と、緑豊かで暮らしやすい住環境が美しく調和した非常に魅力的なエリア。そんな洗練された街の少し細い小道を入っていくと、突如として現れる美しい茶色の建物。それこそが、今回のお目当てである「畑のコウボパン タロー屋」さんです。

綺麗な茶色の建物のなかには、ふつふつと呼吸を整えている酵母の入ったガラス瓶が綺麗に置いてあって、それがまたおしゃれでインテリアのような洗練された雰囲気を醸し出しています。

敷地内のお庭で育まれる命!徹底された自家製酵母への飽くなきこだわり

ビワとの出会いから始まった、創業19年の歴史が紡ぐ奇跡の物語

タロー屋さんは、最初は大宮駅の西口側でその第一歩をスタートさせ、創業してから実に約19年という長い歴史を誇る、埼玉のパンカルチャーを牽引してきた偉大な存在です。現在の浦和区大東の地に移転してからは14年目を迎え、2013年4月には旧工房の向かいに現在の新店舗をオープン。敷地内に新たに畑とお庭を創設したのだそう。植物の生長をより間近で、五感すべてを使って受け止めながら、日々四季折々のパンを丁寧に焼き続けています。

そもそも、なぜこれほどまでに徹底した自家製酵母パンを作るようになったのか、その素晴らしいきっかけについてお店の方に取材し、優しく教えていただきました。すべての始まりは、なんと1粒の「ビワ」だったそうです。

オーナーの旦那様のご友人が、自家製酵母パンのレシピ本の装丁(デザイン)を手がけており、「身近な植物や果物を使って、こんなに素晴らしいパンができるらしいよ」という話題になったことが全ての始まり。さっそく、当時お庭にあったビワの実を使って見よう見まねで酵母を起こしてみたところ、驚くほど元気に、上手くいったのだと言います。

そこから酵母作りの面白さにすっかり魅了され、様々な果物や花が入ったガラス瓶が並ぶようになりました。増え続ける酵母を形にするためにパン作りをして、出来上がったパンを周囲の友人や地元のレストランのシェフたちに試食してもらったところ、絶賛され、本格的にパン職人として歩むことを決意されたそうです。

工房の裏手に広がる「秘密の酵母の庭」と五感で選ぶ楽しさ

タロー屋さんの最大の特徴でありアピールポイントは、何と言っても店舗の裏手に広がる美しいお庭と畑です。ここでは、パンに使用される自家製酵母の原材料となる、多種多様な植物たちが農薬や化学肥料を使わずに大切に栽培されています。季節ごとに表情を変えるお庭の顔ぶれは、本当に豊かで生命力に満ち溢れています。

・花・木:美しい気品ある香りを放つバラ、秋の訪れを告げるキンモクセイ、そして葉からも桜餅のような得も言われぬ良い香りが漂う八重桜など。
・果樹・ベリー類:すべての原点であるビワ、爽やかな酸味のみかん、 shadowから深い黒色へと熟した瞬間に丁寧に手摘みで収穫されるブラックベリーなど。

このように、身近な環境で収穫される四季折々の自然の恵みから、一つひとつ丁寧に酵母を培養し、季節の香りをそのまま生地に閉じ込めています。お庭での栽培が難しいリンゴなどの素材に関しては、全国から厳選された有機栽培や特別栽培の上質なものだけを使用するという徹底ぶり。

さらに店内の一角では、川越市にある自家農園で栽培している「WADENOYEN」さんの、農薬・化学肥料不使用の新鮮で力強い産直野菜も並べて販売されており、食の安全やオーガニックライフにこだわる人々から絶大な支持を得ています。パンだけでなく、ライフスタイルそのものを豊かにしてくれるヒントが詰まったお店です。

至福の食レポ!自然の神秘が口いっぱいに広がる絶品パン

1. カモミール酵母のイングリッシュマフィン

まず最初にご紹介するのは、お皿に乗せた瞬間からハーブの気品ある佇まいを見せる「カモミール酵母のイングリッシュマフィン」です。
一口かじりつくと、自家製のカモミール酵母由来のほんのりとした優しいハーブの香りが鼻腔をくすぐり、一瞬で心がホッと落ち着くような、優しく落ち着いた味が広がります。味わい自体は非常に洗練されており、素材の良さがストレートに伝わってきます。そのままでも小麦の甘みが噛むほどに溢れてきて十分に美味しいのですが、横半分にスライスして具材をサンドすれば、より贅沢なイングリッシュマフィンサンドのできあがり!朝食やおやつタイムを最高に格上げしてくれる究極の日常パンです。

【原材料】
はるゆたかブレンド、小麦粉(北海道)、自家製カモミール酵母、有機砂糖、ゲランドの塩

2. りんご酵母のシナモンロール

続いては、おやつタイムに絶対に外せない「りんご酵母のシナモンロール」です。厳選されたリンゴから起こしたりんご酵母を使用しており、ふんわりと驚くほど柔らかく、モチモチとした口当たり。
アイシングがないため、小麦本来の香ばしさと、生地に巻き込まれた有機シナモンの純粋な風味がちょうど良い塩梅で味わえます。甘いものが苦手な方にもおすすめできる逸品です。

【原材料】
北海道産小麦粉、自家製りんご酵母、有機砂糖、北海道産石臼挽き全粒粉、よつ葉バター、有機シナモン、カルダモン、ゲランドの塩

3. バラ酵母のフリュイリュスティック

3番目は、「バラ酵母のフリュイリュスティック」です!リュスティックとは、フランス語で「田舎風(素朴)」を意味する、水分量を多く含んだ伝統的なフランスのパン。
なかを見ると、想像以上の量の有機レーズンや有機クランベリー、有機あんずといったドライフルーツやナッツがぎっしりと贅沢に練り込まれていました!人気の秘密は、自家製のバラ酵母と特製のベリーソースが生地に施されている点。外側の皮は香ばしく、中の生地は見た目とは裏腹にしっとり柔らかくできていて、咀嚼するたびに自然の旨味で口の中が溢れ出します。

【原材料】
小麦粉(北海道)、有機レーズン、有機クランベリー、自家製バラ酵母、自家製ベリーソース、有機いよかんピール、有機あんず(※ドライフルーツの内容は季節によってかわります)、ゲランドの塩

4. 八重桜酵母と甘納豆の丸パン

最後を飾るのは、「八重桜酵母と甘納豆の丸パン」です。コロンとした可愛らしい丸型のパンにかじりつくと、次の瞬間、ほんのりと口の中に八重桜の風味が広がります。これはまさに、お庭の八重桜から丁寧に抽出された酵母だからこそ成し得る神業。
生地の中に包まれているのは、厳選された有機甘納豆。この甘納豆がまた絶妙で、決してベタベタと甘すぎず、甘納豆の旨味と小麦本来の豊かな風味が奇跡的なマリアージュを魅せてくれます。

【原材料】
小麦粉(北海道産)、八重桜酵母、有機甘納豆、有機砂糖、ゲランドの塩

訪問前に必ずチェック!アクセス方法と知っておくべき営業情報

【店舗基本情報】
・店名:畑のコウボパン タロー屋
・住所:〒330-0043 埼玉県さいたま市浦和区大東2-15-1
・営業時間:10:00から売り切れ次第終わりです。
・営業日:毎週木曜日、土曜日
・駐車場:あり(店舗横の柿の木の下の砂利スペース)

・ホームページ:https://taroya.com/
・Instagram:https://www.instagram.com/taro__ya?igsh=ZHdzZXZ4c3FrZGFl

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