こんにちは。さいたま市近郊のパン屋さんを夫婦で巡って紹介しているブログ
「さいたまパン好き〜あぶぷあ〜」です。
今回は、さいたま市大宮区にあるパン屋さん『埼玉縁結 東大成町本店』に行ってきました。
お店の名前からも伝わってくる「縁」という言葉。
実際に足を運び、パンを選び、食べてみると、その想いがしっかりパンに込められているのを感じる、そんな素敵なお店でした。
大宮エリアでパン屋さんを探している方、観光ついでに立ち寄れるベーカリーを探している方、そして「埼玉らしさ」を感じるパンに出会いたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
大宮の街歩きと一緒に楽しめるパン屋さん
武蔵一宮 氷川神社から歩いて向かうベーカリー
まずはお店の立地から。
『埼玉縁結 東大成町 本店』は、さいたま市大宮区大成町にあります。
大宮といえば、埼玉を代表する観光スポット「武蔵一宮 氷川神社」。
約2400年の歴史を持つこの神社は、縁結び・家内安全・商売繁盛などで知られ、全国から多くの参拝客が訪れる大宮の象徴的な存在です。
この氷川神社から、今回のお店までは 徒歩約1km。北大宮駅を挟んだ反対側の出口方面に進むと、落ち着いた住宅街の中にお店が見えてきます。
参拝後の散策ルートとしても、とても歩きやすい距離感。
「お参り → パン屋さん」という流れが自然に楽しめるのも魅力です。

北大宮駅西口から徒歩5分の好立地
最寄駅は 東武アーバンパークライン「北大宮駅」。
西口から徒歩約5分、約400mほどの場所にあります。
駅近ですが、大通りから少し入った場所なので、お店周辺は比較的静かで落ち着いた雰囲気。
駐車場はお店の前に3台分あります。

「埼玉の縁を結ぶ」想いが詰まったパン屋さん
コロナ禍に生まれた、縁を大切にするベーカリー
『埼玉縁結』さんが誕生したのは約5年前。
2020年、コロナウイルスの流行により、人と人とのつながりが希薄になり、街から笑顔が減っていった時代。そんな中で生まれたのが、「もう一度、人々の“縁”を結びたい」という想いでした。
パンは、家族と分け合ったり、誰かに手渡したり、自然と人をつなぐ存在。
そのパンを通して「埼玉の縁を、日本の縁に、そして世界の縁へ」という壮大であたたかなビジョンを持っているのが、このお店の大きな特徴です。


埼玉の魅力を“パン”で発信
使われている食材は、埼玉県産を中心に国産100%を使用しています。
・小麦:埼玉県産小麦「ハナマンテン」
・牛乳:埼玉県産牛乳「うしのちち」
・卵:「彩たまご」
水を一切使わず、牛乳だけで仕込む生食パンなど、素材の良さを最大限に活かしたパン作りが徹底されています。
さらに、ホシノ天然酵母や白神こだま酵母を使用し、乳化剤・香料・着色料・保存料は不使用。
小さなお子さんからご年配の方まで、安心して食べられるパンが並びます。
また、店内には埼玉県産牛乳「うしのちち」を使用したプリンの『ごゆるり亭 ミルク』やコーヒーのテイクアウトもありました。



毎月8日は「縁結の日」
毎月8日は 「縁結の日」として、感謝祭イベントも開催。
名前だけでなく、こうした取り組みからも、
地域と人とのつながりを本気で大切にしている姿勢が伝わってきます。

今回食べたパンを正直レビュー
町中華屋さんのカレーパン|一番人気も納得の完成度
まずは、お店の 一番人気
『町中華屋さんのカレーパン』。
衣はサクサク。その下の生地は、しっとり&もっちり柔らか。
中には、自家製カレールーがたっぷり。
生ウコンを使ったオリジナルルーは、辛さ控えめながらスパイス感もしっかりあり、どこか懐かしく、でも奥深い味わいです。
ベースとなっているのは、さいたま市の老舗ラーメン店「一代元」のカレー。
さらに驚いたのが具材。ごろっと入っているのは、東大成町の和久井肉店で精肉時に取れる希少部位
の「とっくり肉」。
1頭からわずか200gしか取れないというこのお肉、脂肪分が少なく、とびきり柔らかい。
少し甘みを感じるコク深いカレーと、ふんわり軽いパン生地の相性は抜群。


極太フランクフォカッチャ|胃袋を鷲掴みにする迫力
次にいただいたのが『極太フランクフォカッチャ』
まず見た目のインパクトがすごい!一目見ただけで「絶対うまいやつ」と確信。
パリッと焼かれた極太フランクは、噛んだ瞬間に肉汁がじゅわっと広がります。
それを包むのは、ホシノ天然酵母仕込みのモチモチフォカッチャ。
表面は香ばしく、中はもっちり!
マスタードのアクセントも効いていて、シンプルなのに満足度がとにかく高い。
食べ応えは120%!!
お腹も心も、しっかり満たされる一品です。

極milk-キワミルク-(ハーフ)|そのまま食べたい生食パン
最後は
『極milk-キワミルク-』(ハーフサイズ)。
角型の美しいフォルム。手に持つと、ずっしりなのに柔らかい。
水を使わず、埼玉県産牛乳「うしのちち」を100%使用。
しっとり、ふんわり、もちもち。噛むほどに、ほんのり蜂蜜の優しい甘さが広がります。
トーストせず、そのまま食べたい生食パン。
「これは何もつけなくていいね」
と、思わず言葉が出るほど完成度の高い一斤でした。

アクセス・店舗情報まとめ
店名:埼玉縁結 東大成町 本店
住所:さいたま市大宮区大成町1丁目642
営業時間:9:00〜19:00
定休日:月曜日
最寄駅:北大宮駅西口 徒歩約5分
駐車場:あり(3台分)
▶ Instagram
https://www.instagram.com/saien_honten?igsh=eDZ3amVidXc0OW1l
▶ 公式サイト
https://www.saitamaenmusubi.com/
まとめ|大宮で出会う、縁を感じるパン屋さん
『埼玉縁結 東大成町 本店』はただ美味しいパンを売るだけのお店ではありません。
埼玉の素材、人とのつながり、地域への想い。
それらすべてが、一つひとつのパンに丁寧に込められている、そんな印象を受けました。
氷川神社への参拝と合わせて、大宮散策の途中に立ち寄るのもおすすめ。
大宮でパン屋さんを探している方、埼玉らしいベーカリーに出会いたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
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これからも「さいたまパン好き〜あぶぷあ〜」では、
埼玉の魅力あふれるパン屋さんを、
夫婦目線で、丁寧に紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍞

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