こんにちは。「さいたまパン好き〜あぶぷあ〜」です。
今回は「ベーグルってどんなパン?」というテーマで、歴史や特徴、さらにはご家庭でできる基本のレシピまで詳しくご紹介します。近年は専門店も増え、ベーグル人気がますます高まっています。この記事では、ベーグルをより深く知りたい方や自分で作ってみたい方に向けて、わかりやすくまとめていきます。
ベーグルとは?その魅力と種類
ベーグルは、表面のつややかな焼き色と中央の穴が特徴的なパンです。生地を成形した後に一度ゆでてから焼き上げるため、独特のもっちりとした食感が生まれます。
一口にベーグルといっても種類は多様で、以下のように分類できます。
- ふんわりタイプ:柔らかめの食感で日本でも人気が高い。
- 食事系ベーグル:具材を練り込んだり、チーズや野菜を挟んでサンドに仕上げるもの。
- スイーツ系ベーグル:クリームやフルーツをサンドし、デザート感覚で楽しめるもの。
シンプルな生地だからこそ、甘い素材から塩味の効いた具材まで、幅広くアレンジできるのが魅力です。


ベーグルの歴史と発祥
ベーグルの起源は、東ヨーロッパに暮らしていたユダヤ人に遡ります。特にポーランドが発祥地とされており、17世紀にはすでにユダヤ人コミュニティで食べられていたことが記録されています。
その後、19世紀末から20世紀初頭にかけて、多くのユダヤ人がアメリカへ移住。彼らとともにベーグルも渡り、ニューヨーク市を中心に広まりました。こうして「ニューヨークスタイルのベーグル」が定着し、1960年代以降には工業化が進んだことで大量生産が可能になり、全米へと普及していきます。
現在では世界中で愛されるパンのひとつとなり、ポピーシードやゴマ、オニオン、ガーリックなど多彩なトッピングが登場。さらにサンドイッチとして親しまれるなど、食文化の中にしっかりと根付いています。
ベーグルの特徴と健康面のメリット
ベーグルは通常、バターを使わず粉・水・塩・酵母・甘味料といったシンプルな材料で作られます。そのため、脂肪分が少なく比較的低カロリーである点が特徴です。健康志向の方やダイエット中の方にとっても魅力的なパンといえるでしょう。
ただし、具材を入れすぎるとカロリーは高くなるため、食べ方や組み合わせに工夫が必要です。シンプルに楽しむのも良し、クリームチーズや野菜を合わせてバランス良く取り入れるのもおすすめです。

自宅で楽しむベーグル作り
私自身もベーグルをよく自宅で作ります。クリームチーズとレーズンを入れたものや、チョコチップとココアパウダーを組み合わせたアレンジなど、シンプルな生地だからこそ幅広いレパートリーが楽しめます。
ここでは、基本のプレーンベーグルの作り方をご紹介します。
材料(5個分)
- 強力粉:300g
- 塩:4g
- インスタントドライイースト:4g
- 蜂蜜:11g
- 水:168g
作り方の手順
- ボウルに水以外の材料を入れる。
- 水を加えてヘラで混ぜ、まとまってきたら台の上に出してこねる。
- 約8分ほどこね、生地を丸めて閉じ目を下にしてボウルへ。ラップをかけ35℃で30分発酵。
- フィンガーテスト後、生地をガス抜きして5分割にする。丸め直し、ラップをかけて15分休ませる。
- 成形(この時に具材を巻き込んでも良い)。閉じ目はしっかり閉じること。
- 35℃で40分発酵。
- 鍋にお湯500g(約85℃)を沸かし、蜂蜜20gを加える。
- ベーグルを片面30秒ずつ、計1分ゆでる。
- 水気を切り、クッキングシートに並べる。
- 220℃に予熱したオーブンで15〜18分焼成。
これで完成です。成形の際、閉じ目が甘いと焼成中に外れることがあるため、指先を軽く水で湿らせてしっかり留めるのがコツです。また、ゆでた後に形が崩れそうな場合は、鉄板の角に寄せて焼くことで広がりを防げます。






埼玉近郊で楽しめるベーグル専門店
埼玉近郊にも美味しいベーグルを提供する専門店が多数あります。
例えば、これまでご紹介してきた以下のお店です。
それぞれ個性あるベーグルが揃っており、どのお店もおすすめです。詳細はリンク先の記事でご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ 〜ベーグルの魅力を知ってもっと楽しもう〜
ベーグルは、歴史的背景と独特の製法によって世界中で愛されるパンとなりました。シンプルだからこそ多彩なアレンジが可能で、食事にもおやつにも幅広く取り入れられる点が魅力です。
ご家庭での手作りも決して難しくはなく、ちょっとした工夫で本格的な仕上がりになります。さらに、埼玉近郊には魅力的なベーグル専門店が多く存在しますので、食べ歩きとあわせて楽しむのもおすすめです。
これからも、私たち「さいたまパン好き〜あぶぷあ〜」は、地元の美味しいパン屋さんやベーグル専門店を紹介していきます。ぜひ今後の記事もお楽しみにしてください。
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