こんにちは!「さいたまパン好き〜あぶぷあ〜」です。
普段はさいたま市やその近郊のパン屋さんを巡りながら、そこで出会った美味しいパンを紹介しているのですが、今回は少し趣向を変えて「自宅で作るパン」に挑戦しました。
作ったのは、イタリアの代表的なパン 「フォカッチャ」。
オリーブオイルをたっぷりと使ったシンプルながら奥深いパンで、家庭でも意外と簡単に作れるのが魅力です。この記事では、フォカッチャの特徴や作り方の流れ、実際に作ってみた感想を紹介します。
フォカッチャってどんなパン?
フォカッチャは、古代ローマ時代から食べられてきた歴史あるパンです。
平たくのばした生地にオリーブオイルをかけ、指でくぼみをつけて焼き上げるのが特徴。表面には塩が散らされ、シンプルながらも素材の良さを楽しめるパンとして、イタリアでは日常的に食卓に並びます。
ピザの原型ともいわれるパンで、イタリアではオリーブやハーブをのせたもの、トマトやチーズを組み合わせたものなど、地域や家庭ごとにアレンジされたフォカッチャがあります。
今回参考にしたレシピ本
今回フォカッチャ作りの参考にしたのは、
『はじめてでもコツがわかるから失敗しない パン作りが楽しくなる本[完全感覚ベイカー]』
という書籍です。
この本は写真や手順がとても丁寧に紹介されていて、初心者でも挑戦しやすいのが特徴。電子書籍版もあるので気軽に手に入りますし、QRコードを読み込むと動画で作り方も確認できるので安心です。
また、著者が運営しているYouTubeチャンネル「完全感覚ベイカー」でも、さまざまなパン作り動画を見ることができます。パン作りに興味がある方はぜひチェックしてみてください。
材料を混ぜて生地作りスタート
フォカッチャの生地作りはとてもシンプル。材料をボウルに入れて混ぜ、まとまるまでこねていきます。
最初は粉がバラバラで全くまとまりませんが、根気よくこねていくと徐々に生地らしくなっていく瞬間があります。
この変化を見るのがパン作りの醍醐味のひとつですね。
今回の作業でも、手にべったりとついて「これ大丈夫かな?」と思ったのですが、続けてこねるうちにしっとりとしたまとまりのある生地に変化しました。

最初はこんな感じで全然まとまってないですが、こねてここまでまとまりました!!

一次発酵から成形まで
生地がまとまったら一次発酵へ。
今回はオーブンの発酵モードを使って35度で発酵させました。生地がぷっくりとふくらんで、手で押すと跡が残るくらいまで発酵すればOKです。
その後、
- 分割
- ベンチタイム(生地を休ませる時間)
- 成形
と進めていきます。成形では、オリーブオイルを表面にぬり、指で軽く押してくぼみを作ります。このくぼみがあることで焼き上がりが平らになり、見た目もフォカッチャらしくなります。
さらに表面にオリーブオイルをかけ、仕上げに岩塩をふりかければ準備完了。

焼き上がりのフォカッチャ
いよいよオーブンへ。
「いってらっしゃい!」と気分よく送り出し、焼きあがるのを待ちます。
オーブンから取り出した瞬間の香りは格別!
オリーブオイルと小麦の香ばしさが部屋いっぱいに広がり、焼き色もこんがりとついていて、見た目から食欲をそそります。

食べてみた感想
焼き立てのフォカッチャをひと口。
バターを使っていないのに、生地はしっとり柔らかく、オリーブオイルのコクがしっかり感じられます。トッピングの岩塩がアクセントになって、噛むほどに優しい塩味が広がります。
シンプルだからこそ、小麦の味わいをストレートに感じられるのがフォカッチャの魅力。
朝食にはもちろん、スープやサラダと合わせると一気に食卓が華やぎます。
フォカッチャの楽しみ方とアレンジ
フォカッチャはアレンジの幅が広いパンでもあります。
- ハーブ(ローズマリー、タイムなど)をのせて香り豊かに
- スライストマトやオリーブをのせて彩り鮮やかに
- チーズをのせてピザ風にアレンジ
シンプルな生地だからこそ、具材や食材を合わせる楽しみがあります。
今回は岩塩だけのシンプルフォカッチャでしたが、次回はチーズやハーブを使ってみたいと思いました。
さいたま市近郊とパン文化
普段はさいたま市近郊のパン屋さんを巡っていますが、実はこの地域はパン屋さんの数も多く、地元の方々に愛されるお店がたくさんあります。
休日にパンを買いに出かけ、公園や川沿いでピクニック気分で食べるのも楽しいですが、自宅で焼きたてのパンを食べるのもまた格別です。
外のパン屋さんで出会った味を参考に、自宅で真似してみる。
そんな風にしてパン文化をもっと身近に楽しむことができるのも、この地域に住んでいるからこその魅力だと思います。
まとめ 〜シンプルフォカッチャの魅力〜
今回、自宅でシンプルフォカッチャを作ってみて感じたのは、
- 作り方が意外と簡単
- 焼きたての香りと味は格別
- アレンジ次第で食卓の幅が広がる
ということです。
パン屋さんの美味しいフォカッチャももちろん魅力的ですが、手作りだからこそ味わえる楽しさもあります。
シンプルな材料で作れるので、パン作り初心者の方にもおすすめです。
気になった方はぜひ挑戦してみてくださいね。
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