さいたまパン好きあぶぷあです!
今日は、パン作りに使う強力粉と準強力粉の違い、どう使い分けるかについて書いていきます。
小麦粉はタンパク質の割合によって分類されておりそれぞれの用途によって使い分けられます。製粉するときにタンパク質の含有量が異なる小麦をブレンドすることで調整することもあります。
タンパク含有量
強力粉: 12%前後(11.5〜13.5)
準強力粉: 11%前後(10.5〜12.0)
粉の違いは、グルテンの形成に大きく影響して、焼き上がりの食感や形状に繋がります。目的に応じて適切な小麦粉を選ぶことで理想的な仕上がりになります。
◾️強力粉(きょうりきこ)
特徴
・高いグルテン含有量により、こねると強い粘りと弾力が出る。
・ 膨らみが良く、しっかりした構造のパンやピザ生地などに適している。
・パン、ピザ、ベーグルなど、しっかりとした噛みごたえのある焼き菓子やパン製品に使用されます。
◾️準強力粉 (じゅんきょうりきこ)
グルテン含有量**: 約10-12%
特徴
・強力粉と薄力粉の中間の性質を持ち、バランスの良い粘りと柔らかさがあります。
・強力粉ほど強くはないが、薄力粉よりも膨らみやすい。
・クロワッサンやデニッシュペストリーなど、軽くてサクサクした食感を求める焼き菓子やパン製品に適しています。
◾️使っていて感じること
パンを作っていて強力粉を使っている時は基本的に生地がまとまりやすくこねやすいです。
ベーグルや菓子パンを作る時は強力粉をメインで作ります。生地がまとまった時はとても気持ちいいです。
準強力粉を使っているときはバケットなどのハード系のパンを作るときに多く使います。そういったパンも強くこねる印象があるかもしれませんが、逆にグルテンの繋がりが強力粉より付きづらいので手につきやすくべっとりします。
なので、作るときは粉を多めに振るって手につきにくいようにしながらこねています。
バケットなどはそのような生地で高温で焼いて一気に水分を飛ばすので中に気泡などができるんです。
パン作りにおいて、粉の種類やパンの種類によってこね方も変わってきます。
粉の特徴を理解しながら楽しくパン作りをしてみてください!
動画付きで分かりやすくお勧めのパン料理本もありますので是非ご覧になってください!
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